面白い社内制度を導入している会社をまとめてみた。失恋休暇から昼寝まで?!

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世の中にはいろいろな会社があって、多種多様な福利厚生があります。

今回は、日本全国の面白い社内制度を導入している会社をまとめました。

目次

面白法人カヤック

漫画名刺

面白法人カヤックでは、社員の名刺を漫画風にしています。

名刺を漫画にすることで、名刺を交換した相手に強烈な印象を与えることができます。名前が書いてあるよりも似顔絵のイラストがあった方がどういう人だったのか思い出しやすいというメリットもあります。

名刺の裏にどんな顔だったか、どういう人だったかをメモすることも必要なくなりますね。

▼好きな漫画家に、似顔絵を描いてもらえる制度開始!!ヽ(*´∀`*)ノhttps://www.kayac.com/news/2013/06/mangacard_new_rule

この漫画名刺の裏には、3つの言葉が刻まれており、

  1. 「つくる人を増やす」
  2. 「仲間を助ける力をもて。仲間に助けてもらう勇気をもて。」
  3. 「アイデアいっぱいの人は深刻化しない」の言葉も。

一番目の「つくる人を増やす」は株式会社カヤックの経営理念であり、そのほかの二つも仕事で行き詰まったときや、迷ったときに、見返したい言葉です。

サイコロ給

面白い社内制度を導入している会社、面白法人カヤックのサイコロ給

株式会社カヤックの社員は毎月サイコロを振って給料を決めているそうです。

といっても、給料の全額がサイコロで決まるのではなく、毎月「月給×(サイコロの出目)%」が、+αとして支給されます。たとえば月収30万円の人であれば、サイコロで6をだしたら、30万円×6%=1万8千円が賞与に+αで支給され、31.8万円になると言うことです。

毎月6を出せば、1万8千円×12=21万6千円も給料が上がることになります。

面白い社内制度を導入している会社、面白法人カヤックのサイコロ給2

サイコロで給料を決めるなんて不謹慎? いや、人間が人間を評価するなんて、そもそもいい加減なもの。もっともらしく説明したって、上司の感情ひとつで、どうにでも変わってしまうもの。

だったら、給料の仕組みにも、そのくらいの遊びがあっていいのでは? 自分の客観的評価を見つめるのは必要だけど、他人からの評価で暗い気持ちになるのはもったいない。

人間には、資本主義のモノサシで測れない価値もあるのだから。人間の評価や運命を、最後の最後は天に託そうじゃないか。そんな思いでカヤック創業時から取り入れているのが、サイコロ給です。


引用:株式会社カヤック:サイコロ給

人が人を評価するのは曖昧でいい加減。でもそれは避けては通れない。では少しでも人間が関与しない評価体制を!と言うことで導入されたこの制度。

なかなかユニークで、面白い制度ですね。ちなみに株式会社カヤックで最も確率の高かった社員の出目の平均は平均は5.3ポイント、最も低かった肩社員の出目の平均は2.3ポイントでした。

こちらから株式会社カヤックの社員のサイコロ給のランキングを見ることができます。

面白い社内制度を導入している会社、面白法人カヤックのサイコロ給3

面白法人と名乗るにふさわしい面白い制度を積極的に導入していますね。

株式会社エグゼクティブマーケティングジャパン

面白い社内制度を導入している会社、株式会社エグゼクティブマーケティングジャパン

失恋休暇制度

深作浩一郎さんが代表取締役を務める株式会社エグゼクティブマーケティングジャパンには「失恋休暇制度」」というものがあります。

エグゼクティブマーケティングジャパンの代表深作浩一郎さんは、仕事において効率は重要なので、失恋している状況できがとって全く仕事にならない、という人は仕事を休んでリフレッシュし、再度心身ともに健康に戻った状態で仕事に向かって欲しいという思いのもと失恋休暇制度を導入しています。

失恋休暇は完全自己申告制で、1日から3日ほどの休暇がもらえます。

成長のための1万円支給制度

面白い社内制度を導入している会社、株式会社エグゼクティブマーケティングジャパンの成長のための1万円支給制度

株式会社エグゼクティブマーケティングジャパンが行う「1万円支給制度」とは、その名の通り給料に1万円分がプラスで支給される制度です。

正確には、自分の成長および成果につながるために使ったお金を最大1万円キャッシュバックするよ、といった制度です。

このユニークな制度を利用するには、

自分の成長および成果につながる商品やサービスの領収書
その商品やサービスを購入してどのような成長化や成果につながるかと言う理由

の二つが必要です。

自身のスキルアップのための書籍や、より成果を上げるためのサービスなども1万円支給制度の適用内です。

実際に制度を利用した人の1万円分の使い道

では実際にこの1万円支給制度を実際に利用した人は何を購入し、1万円の支給を受け取っていたのかをご紹介します。

Aさんの1万円分の買い物

  • スタンディングデスク 8,300円
  • 書籍(ビジネス書) 1,760円

購入理由→リモートワーク用のスタンディングデスクを購入。立って仕事をすることで効率を上げつつ座りっぱなしにならないようにする。

ビジネス書でインプット。仕事でアウトプットして成果につなげる。

Bさんの1万円分の買い物

  • WP(ワードプレス)テンプレート 29,800円

自身で運営しているWEBメディアのデザインテンプレート変更に伴い購入。サイトのデザインを変更することでアクセスを増やし、成果につなげる。

1万円以上の購入の場合でも、上限の1万円が支給されます。

株式会社OKUTAオクタ

 パワーナップ(お昼寝制度)

面白い社内制度を導入している会社、株式会社OKUTAオクタの パワーナップ(お昼寝制度)

株式会社OKUTAオクタでは、社員の健康や仕事効率の向上を目的として、昼食休憩とは別に1日15分程度のお昼寝を認めて、各社員の眠くなったタイミングで仮眠が取れるように制度化しています。

全社員が集まる会議でもパワーナップの時間を設けるなど、会社としてお昼寝を肯定的に捉えています。

ちなみにパワーナップとは、コーネル大学のジェームス・マース博士の造語で、15~20分の短い仮眠を指す言葉。眠気を我慢した状態で仕事をするよりは、一度仮眠を取ってリフレッシュした方が効率的に仕事が出来ますよね。

この短い睡眠を昼頃に取るだけで、作業効率が著しく上がるという研究結果も出るなど、世界的には認知度の大きなパワーナップですが、まだまだ日本の企業で導入されているところは少なく、株式会社OKUTAオクタは先駆けとなってパワーナップを導入しています。

同社では場所やスタイルは問わず自由に実施してもOK。パワーナップ中は電話を取り次がないなど周囲のケアも行い、制度が浸透する工夫もしているそうです。

ただ、仕事中の睡眠=サボり と捉えがちな日本人の会社ではパワーナップが大きく浸透するのはまだまだ先かもしれません。

株式会社エンファクトリー

専業禁止制度

株式会社エンファクトリーでは、『専業禁止!!〜生きる力、活きる力を身に付ける〜』として副業を積極的に推奨しています。

株式会社エンファクトリーは副業を禁止する企業が多い中で真逆の理念を持ち、副業をすることで経営者目線で仕事を捉えることができるほか、自立心の育成やリテラシーの向上なども期待できるのといいます。

副業を推奨するこの制度は、他の福利厚生や制度のような手間やコストがかからず、優秀な人材を集めたりイキイキと仕事をしてもらえたりとメリットが大きく、ユニークな福利厚生の制度自体が会社のアピールにつながるといった副次的な効果も持っています。

こうした社内制度は、長期休暇や高額な手当などがなくとも工夫次第で大きな魅力を与えることができます。

 

いかがでしたでしょうか。福利厚生は会社を選ぶ上で非常に気になる点ですが、こうした面白い社内制度は非常に魅力的ですよね。

どれだけの給与がもらえるか、どだけ過ごしやすい環境か、どれだけ楽しめるか、仕事や会社を選ぶ上での基準になるものは人それぞれありますが、こういった面白い社内制度もぜひ参考にしてみてください。あなたにぴったりの社内制度が見つかるかもしれません。

それではまた。

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