世界一ずる賢い価格戦略 ダン・ケネディ,ジェイソン・マーズ(著)をアジトの本棚に追加しました。
こんにちは、アジトのボスです。
この他部アジトの本棚に
目次
世界一ずる賢い価格戦略
を追加しました。
著者のダン・ケネディは、世界屈指の億万長者メーカー。
マーケティングコンサルタントとして知られています。そして彼のフィーは超高額で有名です。
コンサルティング料金は1日最低128万円。コーチングプログラムは年間320万円。
そして、広告キャンペーンのプロジェクトとなると1プロジェクトあたり1000万円以上+売上に応じた%ロイヤリティがかかります。こんな料金で誰が申し込むんだ?と思うかもしれませんが、
実際は、これらの超高額なサービスはいつも完売御礼、キャンセル待ちの状態です。つまり、この本で彼が語る価格戦略は、実際に高額な商品サービスを売ったこともないような理論家のものではありません。
実践で使った、価格戦略なのです。あなたは価格設定でこんな間違いしていませんか?エイヤッ!と自分の「直感」で価格を決めてしまう…「あそこが1万円くらいだからウチは…」競合と同じような価格帯にとどめてしまう…
「原価が3,000円かかったから、これくらいで」原価がいくらだから、これくらいの利益を乗っけていくら、と決めてしまう…このような間違いは、あなたも身に覚えがあると思います。
しかし、この本によれば、これらの間違いは、次の最大の間違いに比べれば小さな事です。
それは・・・お客から見て、自分の商品がいくらの価格が適正なのか、そのポジショニングを知らないということです。
ここに大きな問題があります
ほとんどの社長・起業家は自分の商品の適正な価格を知りません。
そして、今は決して景気がよくないので、「不景気だから安くしないと売れない」と考え、値引き合戦をしてしまいます。
値引きは麻薬のようなもので、その時は、気分がよくハイになることができます。
しかし、麻薬が切れると、、、また値引きしなければ売上がたたない・・・という負のスパイラルを作ってしまいます。この「世界一ズル賢い価格戦略」のメインのテーマはいかに「儲かる価格設定」をするか。
いかに、あなたの商品を本来の価値の価格で売るか?ということです。
そして、それらを理論や理屈ではなく、著者ダン・ケネディ自身の実体験やクライアントの実体験に基いて書かれたのがこの本です。
なので、効果実証済み。極めて実用的な価格戦略の本だと言えます。思い浮かべてみてください。長期的に利益を出し続けている優良企業はみんな、安売りなんてしていません。
「ブランド」と呼ばれるように競合他社よりも、高い価格で質の高いサービスを提供しているところがほとんどです。もしあなたの商品を今の価格よりも、高い価格で売ることができれば、ビジネスは生まれかわります。
利益は何倍にもなるでしょう。それを自分の収入としてもいいし、その分、広告費などにも投資してもっと事業を拡大してもいいでしょう。
いずれにせよ、今より高い価格であなたの商品/サービスを売ることができれば、やっていることは全く同じでも、ビジネスは生まれ変わります。「ビジネスは価格に生きて価格で死ぬ」
これは著者の言葉です。もしあなたが、自分の商品・サービスをもっと高い価格、本来の価値の分の価格で売りたいと思うなら、この本は必読です。この一冊を本棚に入れておけばいざ、商品の価格を決めるときに間違いなくあなたのビジネスにとって、とても強力な武器になることでしょう。
(ダイレクト出版より引用)
本書目次
Preface 価格、利益、力、富の関係 ― この本を読めば億万長者も夢ではないワケ
Part1 世界一ずる賢い価格戦略〈理論編〉
Chapter2 その値下げ、ほんとに必要?
Chapter3 その値下げ、見返りはある?
Chapter4 「無料」というガン細胞
Chapter5 さあ、無料との戦いに乗り出そう
Chapter6 「無料」で戦うときの3つのステップ
Chapter7 「ありふれた考え」を捨て去ろう
Chapter8 「差別化」の持つ力
Chapter9 BtoBにおける価格戦争 ― 最後に笑うのは誰?
Chapter10 価格と製品の鎖を断ち切る
Chapter11 「買わずして買っている」の持つ力
Chapter12 価格弾力性のヒミツに迫る
Chapter13 効果的な5つの価格提示メソッド
Chapter14 狙うはニッチとサブカルチャー
Chapter15 「連想の原理」が成功を生む
Chapter16 不況という落とし穴から抜け出すために
Part2 世界一ずる賢い価格戦略〈実践編〉
Chapter18 前払い制のすすめ
Chapter19 悪徳まがいの儲け術―こんなのあり?
Chapter20 値下げ中毒社員に気をつけろ!
Chapter21 誰の意見を採用する?―価格戦略の4人の審判
Chapter22 不況下での価格戦略
Part3 世界一ずる賢い価格戦略〈実践編〉
著者紹介
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ダン・ケネディ
戦略アドバイザー、マーケティング・コンサルタント、ビジネスコーチであり、6種のビジネス・ニュースレター編集も手がける。
年間100万人以上の経営者、スモール・ビジネスオーナー、開業医、セールスのプロを指導し、成功に導く。
彼らを数百万ドル規模の収益をあげるプロに育て上げた数々の実績を誇る、まさに億万長者メーカーである。
アメリカでもっとも報酬の高いダイレクト・レスポンスのコピーライターとして有名であり、
その依頼料は数十万ドルから100万ドルプラス印税という巨額である。
依頼人の85%がリピーターまたは長期契約クライアント。
ダン自身が億万長者であり、多岐にわたるビジネス経営を手がけ、年収は数百万ドルにのぼる。
プロの講演家としても長年活躍して人気を博し、数々の有名起業家やCEOらとともに各種イベントに登場。
これまで、不動産王ドナルド・トランプ、実業家イヴァンカ・トランプ、1-800-Flowers創業者ジム・マッキャン、
コメディアンのジョアン・リバース、プロボクサーのジョージ・フォアマン、ロックバンドKISSのボーカル、ジーン・シモンズなどと共演経験を持つ。
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ジェイソン・マーズ
マーケティングスペシャリスト。
起業家や各界のプロフェッショナルに対し、斬新な切り口で価格をはじめ数々のビジネス戦略の指導を行っている。
クライアントの価格に対する恐怖心と誤った考え方を取り除くことで、本来の利益を生み、
さらなる飛躍のチャンスを与えるサポートを行っている。
起業家としても知られており、ヘルスケア、教育、出版関連、コンサルティングなどの分野で大きな成功を収めている。
本書はTwitterやインスタグラムをはじめ様々なメディアでレビューされています。
【超一流の価値の捉え方とは?】
ダン・ケネディは、
自身の執筆料が一日あたり
18万8000ドルだと明かし、
この価格設定についてこう説明した。「あなたなら、今18万8000ドルの値段がついている商品が、5年後に250万ドルの価値が出ることが分かっていれば、一体何個買い求めるだろう?」
— 進撃のハムスター (@toshinobu0000) July 25, 2020
それを自分の収入としてもいいし、その分、広告費などにも投資してもっと事業を拡大してもいいでしょう。
しかし、単に価格を高くするだけでは売れにくくなってしまうだけです。
では高く売るにはどうすればいいのでしょうか?
それがこの本
「世界一ずる賢い価格戦略」のテーマです。— つかさ@優良ビジネス書の紹介者 (@HnjGfBzMIi4jqhw) October 30, 2020
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