熱いと感じるものは何か
こんにちは、森です。前回は確か勉強をし続ける意味みたいなことを書いたので、今回はなぜ調理師をやめたかを書こうかと思います。
皆さんは自分の仕事にやりがいを感じていますか?このテンプレートのような質問は実はとても深いのです。やりがいってかなり抽象的でよく分からないと思います。やりがいって意味を調べると「高い給与がもらえる」「成果が認めらる」「能力が発揮できる」だとかが挙げられますけど、私が考えるやりがいとは「この仕事に価値があると思うこと」です。高い給与をもらえたり、その時の成果が認められても、今やっていることが本気で価値を感じるという仕事が一番やりがいになると思っています。
例えば、教員をやってる方だったら「子供たちの将来を導くことは重要なことだ」と本気で思う人と「公務員で安定しているから」と思う人ではかなりの差が生まれます。本気で「大事なことだ」と思っている人は、教科書通りやってはだめだと思って違うことを提案してみたり、もっと活動的な人だったら公務員をやめて自分で学生のために教育の場を作ったり。そのような方々はやりがいがあるから、価値があると思うからやっています。つまり熱量です。
考え方によっては教員という立場一つとってもやり方は五万とあります。対して「安定したお給金がもらえるから」と思う人は、そのような活動的なことはしないでしょう。というか考えつかないでしょう。
このようなことから、熱量というのは何かを生み出す種として重要だと私は思います。私の料理人時代にはそれがありませんでした。最初のきっかけこそは面白そうだとかから入りましたが、熱量は低くやりがいは感じていませんでした。ある程度技術は身に付きましたがその先がなかったので自分はこれ以上成長しないなと思いやめました。
ここまでの話でさっきの質問を言い換えます。あなたはその仕事に熱量はありますか?そしてこの質問に自信をもってYESと答えられる人は、人を惹きつけます。NOと答える人には分からない世界なので想像するのは難しいんですが、熱量が高い人に人は集まるのです。そして同じ目的意識を持った人同士が新しいサービスを作ったり起業できたりします。
熱量を意識しながらお仕事をすることはとても大事だということをここまで書きました。以上で終わります。
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